縄文時代の祭祀儀礼

 縄文人にとって重要だった事柄の一つに儀式である、祭祀儀礼がありました。

 成人の儀式では、な・なんと犬歯を男女とも抜いたそうです。ギョギョ!(◎_◎;)

なんかアマゾンやボリビアの奥地の話みたいですね笑

北海道大学の考古学研究室の高瀬克典先生に、祭祀儀礼と縄文音楽・楽器についてメールでお尋ねましたら、

「縄文文化にかぎらず当時はかなり儀礼・儀式が社会の統合のために重要であったことはわかっているため,そこで音響発生器具が果たした役割は必ずあったと思っています。縄文後期以降ですとシャーマン的な役割を持った人もいたと考えられますので,現代のシャーマンとおなじように,トランス状態に入るためには音,温度差,韻を踏むことが有効ですので,音響発生器具はやはり不可欠です。したがって,まだ知られていない太鼓のようなものはあったのではないかと思っています」

このような問題を考えるためには,考古学の専門家だけでは限界がありますので,高橋さんのような音楽のプレーヤーにくわえて,音楽史,楽器史,民族音楽学などの専門家とともに,出土遺物のなかにそのように利用できるものはないか,そうした利用の痕跡が異物に残っていないかを,一緒に考えていく必要があります。こうした理由から,縄文の音楽に関心を持っていただけるのは考古学の立場からもたいへんありがたいです。

今後,考古学とアートの協業はさらに必要とされてくると思います。

聡明であたたかい答えが返ってきました。


 さらに、出産・誕生も、集落にとっては、人口が増えるのですから、一大イベントだったに違いありません。医療もお医者さんもない時代ですから、命懸けでしょう。一人の女性が産んだ数は平均で4から5人だそうですから、ずーっと産んでは子育てをしていたそうです。子育ては、集落全体でしていたそうで、母乳も共有していたらしいです。

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